温活をはじめた冷え対策は毎日を温かく過ごさせてくれます。

健康面で今の時期にかなり苦痛なのが冷える事です。上半身よりも下半身がかなり冷えます。エアコン、ストーブ、こたつなど暖房器具を使っても効果はあまり期待できません。

コロナの影響で体温を測る機会も増えて気づいた事は、平熱が35度台と体温が低めだという事です。一般的に、平熱が35度台の人は「低体温」と言われています。体温が低いと冷えによって血流が悪くなり、免疫力が低下するので病気にかかりやすいと聞きます。そこで、今回は冷え対策として温活についてのお話とお勧めのシロップを紹介したいと思います。


温活を始めるにあたって知っておきたいこと

温活とは

日々の食事や生活習慣を通して意識的に体を温め、平熱を上げることで低くなってしまっている体温を健康維持する為の適正な体温まで上げる試みのことです。

一時的な保温ではなく体の中心部の体温を上げることです。

 

体温について

昔の人は平熱が37度前後の人が多かったようですが、現代人は35度台の人も珍しくありません。これは、運動不足による筋力低下、仕事などの人間関係によるストレス、さらにはエアコンの普及で自らの体温を調節する機能が弱まってしまい、平熱が下がったからと言われています。ちなみに理想の平熱は36.5度から37度がよく、新陳代謝が活発になることで心と体が快調になる体温だと言われています。

体温は1度下がると代謝が10%から20%低下し、免疫力は30%以上低下するそうです。

代謝が低下すると便秘、肌荒れ、肥満やむくみなどの症状が現れ、後々、全身の血流が悪くなって必要な成分が体の末端まで行き届かなくなったり、血液中に燃焼しきれなかった老廃物が回収されにくくなり残ってしまいドロドロ状態となって動脈硬化の進行を早める原因へと進行していく可能性があります。

免疫力が低下すると体は様々なウイルスの影響を受けやすくなることで、病気のリスクが高まったり、感染症にかかりやすくなったりします。
では、反対に体温が 1度上がるとどうなるでしょう。代謝は上がり、体の機能や免疫力は高まるので風邪などの病気にかかりにくい体となり、肥満やむくみの改善につながると言う訳です。

体温が36.5度あっても油断できないこんな症状

原因がわからない体の不調にお悩みの場合、原因のひとつに体の冷えが隠れている可能性もあります。はっきりと冷えを感じていなくても「前はこうじゃなかった」のにと思う事が増えていませんか、まず、体を温める生活習慣を意識してみることをお勧めします。冷えによる不調は、どこかの臓器が病気になっているわけではありません。検査してもなかなか原因が見つからない為自分で気を付ける必要があります。

暖房が効いているオフィスの中では、上半身が暑くても下半身がひんやり、なんてこともあります。体の芯が冷え切っていると、表面の熱が逃げてしまい手足や顔が火照ることがあります。お腹や下半身を触ってみて、冷たくなっていないか確認しましょう。また、階段をちょっと上り下りしたり、軽く走っただけでどっと汗をかくのは、水分が溜まっている証拠です、代謝が良いわけではなく、運動や入浴な等を5~10分続けてから,じんわりと出てくるのが良い汗、体の水分が循環していないために出る悪い汗と見分けましょう。

このようなことから、温活で冷えをとり体を温める事がなによりも大事だという事になりますね。

温活が必要な理由

最近、冷えを感じる人が増えています。
高齢になると体温は低くなりがちです。

 体が冷えることで様々な変化が起こります。

疲労感、不眠、肩こり、肥満、下肢のむくみ、頻尿、月経の不規則、美容面では肌の乾燥、目の下のクマやむくみなどが起こります。

 ★デスクワーク、在宅勤務、便利な家電などにより運動不足になりがちです。
近頃は、お掃除ロボや洗濯乾燥機など便利な家電のおかげで日常の運動量が減っています。意識的に体を動かして筋肉を鍛えなければ、体は冷えやすくなる一方です。

★エアコンを使いすぎると体の中の体温調節機能が下がります。機能が下がると気温の変化に対応できない体になってしまいます。

★1日中同じ体勢でいると、血流が滞りやすくなり、体内が冷えることで頻尿となります。時間場所に関係なく、尿意を我慢できなかったりとストレスにつながるケースもあります。

★日本の昔の食生活には、玄米や煮物、漬物などの発酵食品などで、体を温める料理が多くありました。しかし、現代では、食生活の変化で生野菜のサラダやスムージー、ファーストフードや減塩料理などで冷えを招きやすい食習慣が増えています。また、水分を多く摂る習慣も体を冷やす元となります。血流を良くしなければ水分は正しく循環しない為、排出できなかった余分な水は体に残ってしまいます。水分の摂りすぎは冷えを助長します。

★冷たい物を飲んだり食べたりすると体の中の内臓温度が下がります。内臓温度が下がると下半身やお腹周りに脂肪がつきやすくなります。

★夏場は、冷たい飲み物やアイスをとりがちですが、冷房の効いた部屋で長時間過ごすことで、無意識のうちに体が冷えすぎてしまう事もあります。そこで、夏だからこそ積極的に体を温める食材や飲み物をとりましょう。冷房の効いた部屋で過ごす時は、特に冷えやすい首の後ろや肩、太ももの内側をカーディガンやひざ掛けなどを上手く使って冷え対策をしましょう。

★骨盤や体のゆがみから血管が圧迫されて、血行が悪くなる場合もあるので、姿勢を正すことで血行を良くし冷えにくい体作りを目指しましょう。

★生理痛の原因に体の冷えがあります。生理痛の辛い人は、お腹とお尻を同時に温めることです。特に下腹部とお尻の真ん中にある骨の部分を温めたり、ふくらはぎを温めることで温まった血液が全身に行き渡ります、下半身の冷えを中心に改善しましょう。

★血液の元となる鉄分が不足すると血液自体が足りず、血液の勢いがなくなり、流れが悪くなる血行不良になります。鉄分をしっかりと摂って体の内側から整えていく必要があります。鉄分の多い食品はレバー、緑黄色野菜、プルーン等で毎日食べ続けるのが理想です。しかし、難しいようであればサプリメントを摂り入れる事も考えましょう。美味しく手軽に鉄分を摂りながら、冷えも改善できるものがあればいいですね。

冷えは、貧血、低血圧、甲状腺機能低下症、膠原病(こうげんびょう)などの病気を引きおこす可能性もあります。

温活で体を温め、血流が促進されると冷えによる不調の改善が期待できます。

生活習慣の改善で体の内側から温める方法を紹介します。

温活できちんと効果を得るには体を冷やさない習慣を毎日継続することが大切です。

運動をして体を温める方法

毎日の生活の中で適度な運動を意識して行い、筋肉量を増やしましょう。筋肉量が増えれば、沢山の熱が生み出され代謝や血行が良くなり体の中から温めることが出来ます。

筋肉は体の最大の熱生産量機関なので、運動量の低下にともなって筋肉量が減少すると熱を生む力が弱まり、体温が下がり基礎代謝も下がります。基礎代謝とはじっとしている時でも体内でエネルギーを消費されているという事です。基礎代謝が落ちれば、エネルギーが消費されにくくなって内臓脂肪が増加して肥満やむくみに繋がっていきます。

また、加齢による筋肉の減少率は、主に年間で約 1%です。しかし、1日中動かないでいると1日で0.5%の筋肉が失われてしまうと言われています。これはたった2日間で1年分の筋肉を失ってしまう事になります。

<筋肉を維持する為に>

人間の筋肉の7割は下半身にあるので歩くことが効率よく筋肉を鍛えることになります。ウォーキングやジョギングは身体への負担が少なく、基礎代謝や熱効率を上げることが出来ます。また、ストレッチでは、首から肩、二の腕と太ももの内側を重点的に刺激するのが良いでしょう。スワットやもも上げなどや椅子に座っている時、内ももに本をはさんだり、歯磨きをする時につま先立ちをするなど筋肉を刺激するといいでしょう。同じ姿勢でいると肩こりや腰痛の原因になります。

保温をして体を温める方法

服装

冷え対策を意識するとつい厚着をしてしまいがちですが、上半身は脱ぎ着しやすい、薄手の重ね着をすることで温かな空気の層が作れます。例えば、寒い日に厚手の上着を一枚着るよりも、インナーを何枚か重ね着して空気の層を作る方が効果的で快適です。また、素肌に触れるインナーは天然素材の物が良いでしょう。血流を妨げないように1枚目に着る物は体を優しくフィットするもの、2枚目以降はさらにゆったりとしたものを選んでください。

太い血管が集中している首まわり、手首、足首、腰周りを温める

首がつく場所を温めるだけで体は随分温まります。いずれも太い血管が通っているところなので、ここを温めることで温まった血液が体の末梢まで効率よく届くのです、また、腰周りは子宮や胃腸などの大切な臓器がある場所です、お腹を触ってみて、ひんやりと感じる場合は腹巻などを使うと良いでしょう。
 お腹を温める効果、お腹はたくさんの臓器や血液が集まっている体の中心です。血液は約45秒で体を一周すると言われている為、お腹を温めることで全身が効率よく温まり代謝も良くなって病気を改善してくれると考えられています。また、腸内のリンパ球に働きかけることで免疫力アップも見込めるのです。

下半身をしっかり温める為に腹巻や靴下、レッグウォーマーなどを活用するといいでしょう。

足元を温めて、上半身と下半身の温度差を失くしましょう。つま先やふくらはぎは冷たいのに顔はほてったり、足先が冷たくて眠れなかったりは、体が冷えている証拠です。足元は心臓から一番遠い部分なのでとても冷えやすく上半身と下半身で温度差が生まれやすい場所です。足元を温めることが全身を温める近道とも、体にとって理想なのは上半身を涼しく、下半身を温かい状態にすることです。また、第2の心臓と言われる足元を冷やさない為にも夏も冬も靴下をはくのも大切です。それだけで全身の血行がよくなり、体温が上がり体がポカポカ快適に過ごせます。
 ふくらはぎを温める効果、ふくらはぎには、重力に逆らって心臓に血液を戻す筋肉のポンプがあります。それで、ここが冷えていると上手く血液が戻せずにむくみや末端冷え性の原因となってしまいます。
体内の血液循環が、良ければ人は体温を維持できますが、体中に行きわたる前に血液が冷えてしまうと体温調節が出来なくなり血行不良となります。むくみは血行不良が原因です。
運動やマッサージなどでくらはぎを普段から良く動かすようにして筋力を低下させないようして血液の循環を良くしてあげる事です。着圧ソックスを使う事でもむくみ解消になります。

 湯たんぽや使い捨てのカイロを使う

湯たんぽが、体の不調を改善させるのに効果が高いと言われるのは熱量が大きいからです。体を温める熱量が大きいと内臓の循環血液量が増加し、機能が改善しやすくなります。それで湯たんぽで、腰やお腹、お尻、ふくらはぎ、二の腕付近などを温めると良いと言われているのです。
カイロの場合は、局所的に保温が出来ます。腹痛、腰痛、生理痛などの痛みのある部分やむくみ、コリの気になる部分を温めると血液の流れがよくなり、症状が緩和されやすくなります。

お風呂は、外側からも内側から身体が温まります。

お風呂には毎日浸かって一日一回は体の芯から温めましょう。お風呂は、体の芯から温める事が出来ます。体の芯からしっかり温まると体温の高い状態を保つことが出来て代謝が上がります。

毎日お風呂に浸かっていますか?夏も入浴するのが冷え防止のポイントです。最近では、シャワーで簡単に済ませている人が多いようですが、これでは体が温まる時間が生まれません。冷え症改善に大切なのは血行の促進です。そのためにお風呂で体を温める事です。忙しくてもシャワーだけで済ませずに、しっかりと湯船に浸かる習慣をつけましょう。

 温活習慣の中で一番簡単で確実に体を温められるのは、しっかり湯船につかることです。近年は38度のお湯に浸かる半身浴が流行しているようですが、体が冷え切っている人にとっては38度は低すぎて、いつまでたっても温まらないと言う場合もあります。心地よく浸かっていられて、10分程で汗が出てくる自分の適温を探しましょう。目標は、「一日一汗」汗が出ると体温が1度上がり、免疫力が56倍になると言われています。汗をかく方法は、運動でもお風呂でもよいので毎日続けることが大切です。

 しかし、熱めのお湯につかって一気に体を温める方法は、あまりよくありません。3840度の湯船に首までゆっくりと浸かることで、疲れた体は癒され副交感神経が優位になり、血行が良くなると言われています。お湯に浸かる時間は、20分程度が良く、長く浸かりすぎると反対に疲れてしまったり、のぼせたりするので注意が必要です。季節を問わず、湯船での全身浴をお勧めします。また、血行を良くする効果がある炭酸入りの入浴剤を使うのも良いでしょう。

 冷え改善にお勧めの入浴法では、温冷交代浴があります。39度位のお湯に2030分程半身浴をすることや42度位の熱いお湯に半身浴で3分、次に浴槽から出て手足に冷水を10秒、これを5回ほど繰り返す方法です。

また、体を温める作用のあるアロマオイルや発汗、保温効果が高いと言われる塩を入れる方法もあるようです。

体を温める食品

身体を作っているものは自分が食べたもの、不用意に体温を下げる食事をしてしまっている可能性があります。

食べ物と体温の関係を理解しましょう。

 

東洋医学で言われている陽性食品と陰性食品について

陽性食品とは体を温める効果のある食べ物です。
特徴は、色が濃く(赤、黒、橙色等)、塩気が強い、水分が少なく固め、原産地が寒い土地で冬が旬のものです。代表的な食品には、りんご、さくらんぼ、ごぼう、ニンジン、レンコン、生姜、黒砂糖、玄米、そば、漬物、チーズ、海藻類、タラコ、ちりめんじゃこ、サケ、カニ、卵、赤身の肉や魚、黒豆、紅茶、シナモンなどです。
 きちんと食事を摂らないと熱生産量や体温を適温に保つ働きが低下します。体温を上げてくれる根菜のスープ、みそ汁やお茶などの温かい飲み物は、食欲が低下している時でも比較的に摂りやすいです。食事の時に、生姜やトウガラシなどのスパイス類を摂り入れたり、ヒートスムージーというドリンクや発酵させたものには体を温める作用があります。特にレモンティーが良くレモンには、新陳代謝を高める働きがあり、血流の改善につながるのでお勧めです。発酵したお茶には他に、紅茶、ウーロン茶、プーアル茶などがあります。

コーヒーなどのカフェインの摂りすぎは体を冷やすと言われています。どうしても飲みたい場合は、黒砂糖などと一緒に取るのもいいでしょう。

陰性の食品とは体を冷やす効果のある食べ物です。

特徴は、色が薄く(白、青、緑等)、水分が多く、柔らかい、原産地は暑い土地、夏が旬の物です。代表的な食品には、バナナ、ミカン、スイカ、レタス、きゅうり、白砂糖、バター、マヨネーズ、白米、うどん、牛乳、豆乳、化学調味料、緑茶、コーヒー、コーラなどです。

 体温より冷たい飲み物や食べ物、特にアイス等は体を冷やしやすく、元の体温に戻るまでに時間がかかります。また、生野菜や熱を通していない食材は、体を冷やす物もあるので温活の為には出来るだけ冷えを通した物を食べるようにしましょう。スイーツに良く使われる白砂糖や生クリームは、体を冷やす作用があります。黒砂糖やキビ砂糖、てんさいなど自然の色味のある砂糖を選びましょう。

 <体を温める食材と体を冷やす食材>の参考記事です。↓↓

https://www.d-yutaka.co.jp/blog/health_and_beauty/1711warming-up/

ストレスを少なくしてリラックス

冷えは、上半身よりも下半身が冷えている状態をいいます。イライラしたり起こったりして頭に血がのぼるのを避け、リラックスすることが大切です。

<体を温めて心地よい眠りを>

人は眠っている間に体温が下がる為、体が温まっていないとなかなか寝付けません。お風呂あがりは湯冷めをしないようにして、靴下や湯たんぽなどを利用して温かな睡眠環境を作る。寝る時は体を締め付けないものや天然素材の物を着ると良いでしょう。穏やかな気持ちで温かく、心にも体にもストレスなしの環境で眠りにつくように意識してみてください。寝る前に、首、首元、二の腕の裏などを温めると全身の血行が良くなり、体温が上がることで、体から放熱が促され、寝つきが良くなる目元をなどを温めるとリラックス効果が生まれる。また、ハーブティーなどを飲むのも寝つきが良くなりやすいのでお勧めです。

 

乳酸ジンジャー

朝起きたらコップ一杯の温かい飲み物を飲むと代謝が上がります。体を温めるのにぴったりな飲み物として
はいかがでしょうか?

冷えをとる事はすぐに効果の出る物ではありません。毎日の習慣にすることでゆっくりと続けていくことが一番大切です。しかし、我慢や努力をしなければいけないのは辛いですよね。そこで気軽にはじめられて、無理なく続けられるのがはちみつと生姜汁、レモン果汁入りの「乳酸ジンジャー」です。

温活の一つにお勧めです。



 <乳酸菌入り>生姜シロップ

美容と健康に生姜の効果が広く知られています。5000億個の乳酸菌を配合した贅沢な生姜シロップです。

ショウガの辛味成分の「ジンゲロール」「ショウガオール」は体温が低下して病気にかかりやすくなるのを改善してくれます。

体の健康維持には、生きた乳酸菌を直接届けることが大切です。また水溶性植物繊維「デキストリン」を加えているので腸内で巡りをサポートしてくれます。

甘味料はミネラルの多い黒糖蜜と粗精糖を使用し、生姜特有の辛さを抑えるために柚子果汁を加え、甘さだけでなく酸味もあります。

生姜は、発汗を促し、新陳代謝を促進して体を芯から温める作用や胃腸の働きを良くし、下痢を抑え、肝臓の働きを保護するとされています。

温活で冷え対策を始めるお供に温かいドリンクをお試しください。

最後に、体を温め冷えを少しでも改善して抵抗力のある身体に近づいて健康な毎日を過ごしましょう。

コロナにも負けない身体づくりが大切です。

最後までお読み頂きありがとうございます。