温活にヒートスムージーの”アルポカ”をアンチエイジングの一つに加えてみました

アンチエイジングとは、「抗加齢」「抗老化」の意味です。
年齢を重ねると共に、様々な身体の悩みが現れてきます。
加齢による様々な悩みには、筋力低下、肌のトラブル、慢性的な疲れ、毛髪の減少、性機能の低下、やる気や活力不足など共通の悩みとなります。
これらの悩みの多くは、加齢に伴う身体の「老化」が原因で起こってきます。「老化」の主な進行要因は以下に分けられます。
① 紫外線などによる肌へのダメージ
② 活性酸素による酸化
③ タンパク質の糖化
④ ホルモン分泌の変化
エイジングケアをしながら日々のバイタリティーを補い、予防することがアンチエイジング効果にとって重要となります。

今回は④ホルモン分泌の変化に対して更年期の症状と冷え症に着目してみました。
温活で重要な身体を温める効果に温活サポートアイテム【アルポカ】を紹介します。

更年期とは

個人差もありますが、閉経の時期をはさんだ前後の10年間で一般的には45歳から55歳頃を更年期と言われています。月経が永久に停止することを閉経といいます。
年齢を重ねるごとに卵巣の機能が低下して、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少するとホルモンのバランスが崩れ心身に様々な不調が現れてきます。それに加え、子供の成長など家庭環境や仕事面において複雑な心理状態などが全身のあらゆる箇所に現れてきます。

更年期の女性に多く見られる肩こり、疲れやすさ、のぼせ、発汗などの症状が日常生活に支障が出る場合は更年期障害と言われています。

原因としては、加齢などの身体的ストレスに加えて、性格などの心理的因子や仕事や家庭環境などの社会的因子が関係し、一種のストレス性疾患とも考えられています。症状がひどいようであれば婦人科への受診も必要となります。

エストロゲンの作用にはどのようなものがあるのでしょう

★妊娠・出産に関係します。
★骨や血管を丈夫にします。
★コレステロールを調節します。
★記憶力や集中力を保ちます。
★肌や髪の潤い・ハリを保ちます。
★気持ちを明るく精神を安定させます。

女性ホルモンの急激な分泌低下に伴い、これらの働きが上手くいかなくなったり、自律神経の乱れが血行不良を招きます。

女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少するとどんな症状が起こるでしょう

40歳頃から月経異常が始まります。

・自律神経失調症状では、
顔のほてり(ホットフラッシュ）のぼせ、異常発汗、めまい、冷え症、手足が冷たい、疲れ、だるさ、立ちくらみ、耳鳴り、頭痛、頭が重い、どうき、息切れ、肩こり、腰痛、イライラなど

・精神神経系症状では、
倦怠感、不眠、寝つきが悪い、眠りが浅い、不安、憂うつ、記銘力低下、後に認知症へ
・泌尿生殖器の萎縮症状では、老人性膣炎、外陰瘙痒症(かゆみ)、性交障害、尿失禁など
・高コレストロール血症、心血管系疾では、動脈硬化、高血圧、冠不全、脳卒中など
・骨量減少症、骨粗鬆症では、腰痛、脊椎後弯、橈骨骨折(手首)、大腿骨近位骨折などです。

これらは、生活習慣病へのリスクが高まるという事になります。
糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化⇒脳梗塞、心筋梗塞などの重大な病気を引き起こします。
女性ホルモンの働きには、血管をしなやかに保ち、動脈硬化の予防や内臓脂肪の分解をしやすくしているなど生活習慣病の発症が抑えられていました。しかし、閉経と共に女性ホルモンの保護が弱くなると生活習慣病へのリスクが高まり、重大な病気を引き起こす危険因子が多くなる為、閉経後はこれまで以上に注意が必要となります。

閉経が主に身体に与える影響は？

・高血圧は、動脈硬化を急速に進行させます。
・脂質異常症では、血液中の総コレステロール、LDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪が増加しHDL(善玉)コレステロールが減少します。これらはいずれも動脈硬化を促進し、心臓や血管に悪影響を与えます。また、メタボにもなりやすいと言われています。
・骨粗しょう症では、エストロゲンの急減により骨代謝のバランスが崩れ、閉経後1年に2％ずつ骨量は減り、10年後には20％も減少すると聞きます。若い頃に蓄えた骨の量が減少して骨がもろくなり、骨折のリスクが高まります。骨密度測定などの検査もお勧めです。

更年期は、ゆらぎ期とも言われています

ゆらぎ期とは、
エストロゲンの減少は、一気に下がるのでは無く、大きく揺らぎながら下がっていくようです。このゆらぎによって脳は混乱し、自律神経が乱れてしまいます。ホットフラッシュや発汗、イライラ、憂うつ等は自律神経失調症状です。
ゆらぎを小さくするのに自律神経のバランスを整えるには、規則正しい生活や栄養バランスの取れた食事、適度な運動、質のいい睡眠などに気をつけましょう。
年齢を重ねるごとに、後ろ向きな考えになりがちです、自分を追い詰めるよりか自分をいたわることを意識して、アンチエイジングばかりを意識しすぎずに素敵な歳の取り方も考えてみましょう。

更年期と聞いて症状が出る前から不安になるかもしれませんが、更年期の症状は健康だからこそ起きるとか、不愉快な気持ちや症状は加齢の変化によって起こる心身の正常な反応なのだと思いましょう。症状が出た時は、元に戻そうと焦るよりは、順応していく方法を見つけましょう。

症状を感じやすい人に真面目で頑張り屋、神経質、完全主義といった性格の人に傾向があるようです。この年代では、仕事や子育て、子供の巣立ち、介護など環境によるストレスが多く存在します。これらのストレスによっても更年期の症状が重くなる場合があります。

また、間違われやすい主な病気としては、甲状腺の病気(バセドウ病、橋本病)、うつ、関節リウマチなどのこう原病、メニエール病、貧血、五十肩（肩関節の炎症）などがあるので、更年期症状だと自己判断せずに、医療機関に受診することも必要です。

冷え症

季節的に手足が冷たくなるのは、当然なのですが、外気温に関係なく慢性的に寒さを感じたり、身体の一部で特に下半身や手先、足先など常に冷えている状態を冷え性と呼びます。
身体の中から冷えている為、少しくらい身体を動かしてもなかなか温まらないです。冷え性は、本来働くべき体温調節が上手く働いていない状態なのです。

冷え症の原因としては

・ストレスや不規則な生活や常に室内の空調が効いていると室内外の温度差が激しくなり、自律神経の機能が上手く働かなくなる。
・美容の為ときつい下着や靴などで体を常に締め付けていると血行不良が起こり、皮膚感覚が麻痺してしまいます。
・貧血、低血圧や血管系などの疾患がある人は血流が滞りがちです。
・運動不足による筋肉量が少ないと筋肉運動による発熱や血流量が少なくなります。
・ストレスや更年期になると、ホルモンの分泌が乱れ血行の悪化を促進します。
・食べ過ぎると消化の為に血液が胃腸に集まってしまい、熱生産量の多い筋肉や他の器官への血液供給が減ってしまします。
・糖質を摂りすぎると、血中の血糖値や中性脂肪が増えて血管は詰まりやすくなります。
・水分補給が少ないと血液循環が悪くなり、水分が十分に排泄されないと体に不要な水分が溜まり体が冷えやすくなります。