50代年齢を重ねると増えるシワ、シミをどのように対策していけばよいか

年齢を重ねていく上で段々と気になるのがお肌のシミやシワです。若いころ以上にケアーしないといけないとわかっていてもなかなか日々の生活に追われて後まわしになっていませんか?

気になるシミのできる種類と原因

老人性色素班・・・紫外線などでターンオーバーが乱れ、肌内部にメラニンが蓄積されて出来るシミです。

肝斑・・・主に女性ホルモンの乱れが原因で出来る。紫外線により濃くなったり、範囲が広がることがある。

これらはセルフケアで改善が見込めるシミと言われていることなので、日常生活の中でどのようにしていったらよいでしょうか。

シミは、シミの元である「メラニン」が紫外線やストレスなどの原因で肌の内部に蓄積してできるものです。

そこで予防するには、まずは、紫外線対策があげられます。紫外線は、夏だけでなく季節関係なく降り注いでいるため1年中の対策が必要になります。
紫外線の種類には、UVAUVBの2つがあり、それぞれが肌に与える影響が違うので、日焼け止めを選ぶ時は、PAはUV-Aから肌を守る効果の強さで、SPFはUV-Bから肌を守る効果の強さを表します。それぞれの数値が高いほど紫外線のカット効果が強くなります。

状況にあわせて日焼け止めの種類を選んで使用するとよいでしょう。例えば、

通勤・通学など SPF10~30/PA+++
炎天下でのレジャー SPF30~50⁺/PA++~+++
非常に紫外線の強い場所 SPF50⁺/PA++++

日焼け止めの上手く使い分けることで、出来てしまったシミを悪化させないようにしましょう

対策

目元のシミの原因となるメラニンは、通常ターンオーバーによって自然に外に排出されます。

ターンオーバーとは、肌の生まれ変わる周期の事です。

しかし、この周期が乱れるとメラニンが排出されにくくなるためにシミもなかなか消えません。肌のターンオーバーのリズムは、生活習慣やストレスによって大きく関わってきます。

・睡眠は、最低でも1日6時間はとることが望ましい

・ゆっくりリラックスできる時間を作りましょう

・バランスの良い食生活を積極的に摂るようにしたいものです。

美白効果のある栄養素と食べ物の一例は

ビタミンA・・・ニンジン、小松菜、ブロッコリーなど

ビタミンC・・・レモン、アセロラ、パプリカ、トマトなど

ビタミンE・・・アーモンド、ピーナッツ、かぼちゃなど

お肌のスキンケアでは

毎日のスキンケアで①化粧水⇒②美容液⇒③乳液又はクリーム

美白有効成分で特に優秀なのは

成分名 期待できる効果
アルブチン

トラネキサム酸

日焼けによるシミを予防するので

メラニンの生成を作りにくくする

4MSK 日焼けによるシミの予防と薄くする効果あり

メラニンの排出を助けてくれます

ビタミンC誘導体 出来てしまったシミを薄くする効果があります

メラニン生成を遅らせたりメラニンの色を薄くしたりしてくれます

また、潤った肌にしておくとメラニンは排出しやすくなります。

セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの高保湿成分が含まれている化粧品を是非とも選んでください。

シミを隠すベースメイクで使用するコンシーラは、UVカット効果がある伸びの良い物を選んでください。

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しわ対策

シワの原因

加齢による肌の弾力低下
加齢とともに肌の弾力成分であるコラーゲンやエラスチンが減少すると肌がたるみ、皮膚が寄ることでシワになります。

気温や湿度が低い環境では、肌の水分が奪われて乾燥しがちになり、乾燥によって肌のキメが乱れ、細かいシワができます。

紫外線ダメージによる
紫外線は肌の乾燥のほかにコラーゲンやエラスチンの減少を招きます。たるみと乾燥による両方がでシワになります。日差しの強い屋外での仕事や頻繁に外に出る人は紫外線対策を十分に行いましょう。長年の紫外線ダメージの蓄積によって深いシワや小ジワが多数刻まれるのです。

シワの出来るところは

おでこ・・・紫外線の影響を受けやすく乾燥しがちです。皮脂によるテカリを気にしてあぶらとりフィルムやティッシュなどで皮脂を頻繁に取り除くことで皮脂不足になり、乾燥の原因になります。乾燥は、小ジワを作りやすくします。

眉間・・・表情のくせでシワをよせがちの方は、要注意です。また、紫外線と乾燥にも影響されやすい部位でもあります。

目の下や目尻・・・目の周りは皮膚が薄く皮脂が少ないので乾燥しやすい。クレンジングや洗顔時に強くこすることで乾燥が進み小じわの出来る原因となります。また、眼精疲労などで血行が悪くなると肌の代謝が低下してシワができやすくなります。

首回り・・・首は、顔よりも皮膚が薄く乾燥しやすい部位です。汗をかくことで肌表面の水分が奪われて乾燥しがちです。

シワ予防対策

紫外線ジワを防ぐには、日焼け止めや日傘、帽子、サングラス、マスクなどを利用して紫外線対策が必要です。紫外線によるダメージは蓄積されていくために1年中の対策が必要です。

表情筋を鍛えることで、肌をしっかり支えるようにしましょう。表情筋トレーニングのお勧めは、「あおあおういうい体操です」まず、「あ」と「お」の形を30秒間、繰り返し、その後、「う」と「い」の形を30秒間という具合に何度か繰り返してみましょう。

ストレスはターンオーバーのサイクルを乱して肌に悪影響を与えます。趣味などでストレスは発散させておきましょう。

すでにあるシワのケアをする。シワに有効な成分が含まれているスキンケアをしましょう。紫外線の影響を抑えるビタミンC 誘導体や肌のターンオーバーを促してコラーゲンを増やすレチノール、高い保水力を持つヒアルロン酸などで保湿を徹底し、シワをこれ以上増やさないことが大切です。乾燥によって一時的におきているシワの場合、保湿ケアで改善する可能性もあります。